不動産 用語集
あ行
-
RC(アールシー)
建築工法の一つ。鉄筋コンクリートの略。強度に優れ、学校、病院など公共建築物等に多く使われる。
-
頭金
契約を実行するときに保証の為、前もって渡すお金。手付金と同意語。
-
一般媒介
不動産の売買・賃借を不動産業者に依頼するときに結ぶ契約の一つ。特定の不動産業者に限らず、複数の不動産業者に取引の仲介を依頼することができる。
-
位置指定道路
民間の開発地域内の道路で、所轄自治体の条件を満たして位置指定道路の認定を受けた道路のこと。公道と同等の行政サービスを受けることができる。
-
一時金
賃借契約の設定時に、借り主から貸し主に授受される預り金や前払い金の総称。権利金、敷金、保証金、建設協力金等は新規契約時に、更新料、変更承諾料、名義書換料等は継続契約時に授受されるが、解約時に返金されるものと、返金されないものがある。
-
印紙税
不動産の契約時に、その契約書を有効にするときに掛かる税金代の印紙。
-
内金
一時金と同意語。
か行
-
価格査定
不動産の実際の相場を査定すること。同じような大きさでも、築年数、広さ、方位、前面道路幅、周辺環境などで査定額に差が出ることがある。
-
瑕疵担保責任
瑕疵とはキズや欠点のこと。不動産を引き渡すとき、現状のままで引き渡すのか、直してから引き渡すのか、その責任の所在。
-
家事動線
住宅内において、通常の家事を行うのに必要な通路や配置のこと。使い勝手の良い家は家事動線を考えて建てられている。
-
仮登記
正式な登記を行う前に、本登記の順位保全の為にする登記のこと。
-
元金均等返済
住宅ローンなど高額な借り入れの返済をする時の方法、借入金額を支払い回数で均等に割り、それに支払い利息を加えて払う方法。当初は支払金額が高いが、借入金額が減るにつれて返済額が少なくなってくる。元利均等返済よりも、支払い利息は少なくてすむ。
-
元利均等返済
住宅ローンなど高額な借り入れの返済をする時の方法、借入金額と支払い利息の合計を支払い回数で割り、均等に支払う方法。当初は利息分の支払いがほとんどの為、借入額は減っていかないが、支払金額の計画を立てやすいメリットがある。
-
共益費
共同住宅の共通で使用する部分を管理・維持するための費用。
さ行
-
更地
土地形状のうち、建築物が無く、平坦にされた土地のこと。
-
敷金
賃借契約の一時金。延滞賃料や、損害賠償などの担保になる。
-
シックハウス症候群
主に新建材に含まれる化学物資が原因で起きる一連のアレルギー症状。
-
私道負担
私有地で私的に使用する道路部分を、関係する画地がそれぞれ供出して負担すること。
-
借地権
地代を払って土地を使用する権利。地上物は所有、賃借共にあるが、それらを含めた権利。
-
重要事項説明
不動産の法定事項についての説明。宅地建物取引業者は、売買、賃貸の契約が成立する前に取引主任者が書面を交付し、説明しなければならない。
-
省エネルギー住宅
屋根や壁の素材や構造で冷暖房の効率を高め、エネルギー消費を少なくできる。住宅の建設コストは高くなるが、以後の光熱費を安くできる。
た行
-
耐火構造
建築基準法に基づく耐火性能の材質・構造の住宅。通常の火災時に、一定の時間以上耐えることができ、延焼を防ぐ性能が必要で、耐火構造と準耐火構造がある。
-
代理
不動産の売買・賃借を不動産業者に依頼するときに結ぶ契約の一つ。売り主に代わって契約行為をすることができる。
-
宅地建物取引業
建設大臣、または都道府県知事の免許を受けて不動産の売買、交換、賃借を代理や仲介などを業としている会社や店。免許元に対して、登録と保証金を供託し、保証協会に加盟しなければならない。
-
宅地建物取引士
宅地建物取引士試験に合格し、知事の登録を受け、宅地建物取引士証の交付を受けた者。契約の際には、重要事項の説明や物件説明書の交付をしなければならない。
-
建売住宅
区割りした敷地に不動産会社が建設した住宅。完成済のため、設備等の選択は出来ないが、最近はオプションで、完成前に一部選択できる建売住宅もある。
-
建て延べ面積
建物の居住に使用される部分の合計面積。ベランダや地下車庫は含まれない。
-
地目
土地の主たる用途を示す名称。不動産登記法により、21種に分類されている。
な行
-
日影規制
地方公共団体が制定する条例で決める。指定区域内では敷地外に、一定時間以上の日影を出さないよう、建物の高さ制限をすること。
-
二世帯住宅
一軒の家に二世帯が別々、または一部共有で生活出来るように考えて建てられた住宅。それぞれの独立性の出し方がポイント。
-
法地(のりち)
法面ともいう。傾斜部分の土地で、自然の地形以外に造成時に造る場合もある。土地面積の一定割合を超える場合は、広告等では、法地面積を表示しなければならない。
-
延床面積
建物の床面積の合計 建築基準法で決められた割合を超えて建築することはできない。
-
ヌック
大阪ガスの床暖房システムの商品名。室内は暖房熱による対流が少なく、埃などが立ちにくい。
は行
-
媒介
不動産の売買・賃借を不動産業者に依頼するときに結ぶ契約の一つ。専任度によって、一般媒介、専任媒介、専属専任媒介に分かれる。仲介と同義語。
-
バリアフリー住宅
家屋の内外において、段差や広さ使い勝手を考えた住宅。身障者や、高齢者にも優しい住まい。
-
非提携ローン
住宅を購入する個人が、金融機関と直接融資を受けるローンのことで、積立型と、即時型がある。
-
標識の掲示
宅建業者は、事務所または、建設省令で定めた場所には免許内容を掲示しなければならない。これには、所在地、免許の有効期間、専任の取引主任者の氏名を明記している。
-
袋地(ふくろじ)
他の土地に囲まれて公道と行き来ができない土地。この土地の所有者、または賃借人は、公路に出るための囲繞地通行権を認められている。
-
不動産取得税
不動産を取得したときにかかる地方税のこと。
-
不動産鑑定評価基準
不動産鑑定士等が公正な不動産の鑑定評価をするよう、評価を行う時の基準となる価格のこと。
ま行
-
間口
住宅の敷地と接している部分の道路の長さをいう。慣習的に、3間間口(約5.4m)、3間半間口(約6.3m)という使い方をする。(1間は約1.8m)
-
無指定
市街化地域の内、使用目的を指定していない地域。
-
免震構法(めんしんこうほう)
地震から、建物を守る為、揺れを吸収したり、分散させる装置や材質を使って建てる建物構造。
-
モジュール
基本となる寸法のこと。住宅の場合では、和室の帖数などで、関西間とか、京間、団地間などはそれぞれ寸法が違うので、タンスの収納などに支障が出ることも有ります。間取り図だけでなく、モジュールを確かめておくと良いでしょう。
や行
-
床暖房
床面を温水や電気で温める暖房システムのこと。大阪ガスのヌックなどが有名。
-
床下収納
キッチンなどの床下に設けられた収納庫のこと。キッチンでは、食品や普段使わない食器などの収納に便利。
-
ユーティリティ
家事作業や、洗濯機置場などのためのスペース。
-
輸入住宅
日本の建築基準に合格した住宅。家の建築材料を海外で調達し、輸入した住宅。デザインや色使いに個性が有る。
-
容積率
敷地に対する建て延べ面積の割合。建築基準法により制限が決められている。
-
用途地域
都市計画法で定められた地域区分。土地の計画的な利用を目的とした12種類に類している。用途地域ごとに建物の建築や利用について制限がある。
-
浴室暖房乾燥機
浴室の天井や壁に取り付けられた装置。換気や暖房、浴室内に干した洗濯物の乾燥などを行う。
ら行
-
礼金
賃貸借契約の一時金のひとつで、保証金と違い解約時に返金されないことが多い。
-
路線価
路線価とは、国税局から毎年8月頃に発表され、相続や贈与が行われた際、宅地の相続税贈与税評価額の算定基礎となるもので、道路に面した宅地1平方メートル当たりの価額を定めたものです。売買の実例とかみしきしゃ専門家の意見を参考にして、地価公示価格の約8割を目安として定めらています。この路線価を基礎として、形状や利用効率にもとずき評価が行われることになります。市街地のほとんどには、路線価がつけられていますが、それ以外の地域では、固定資産税評価倍率方式がとられています。
-
ロフト
屋根裏部屋のこと。現在は物置としての利用以外に、書斎や、寝室など幅広く利用されている。
わ行
-
ワイドスパン住宅
間口のサイズを通常の間口より広めに設計された住宅 開放感のある部屋になり、日当たりや、通 風性に優れる。
-
割増融資
基本融資額に加えて受けられる融資のことで、公庫や年金など公的融資に設けられている。「はじめてマイホーム加算」「ゆったりマイホーム加算」「生活空間倍増緊急加算」のほか、高齢者・心身障害者と同居する住宅に対する割増、二世帯同居や子どもと同居する住宅への割増などがある。
-
ワンルームマンション
単身者用の住宅に多い 居室は一部屋だけで、ユニットバス、キッチンがコンパクトに設置してあるマンションのこと。事務所などに使われる事もある。